恩師紹介 前田 征子 先生
前 田 征 子 (Yukiko Maeda) | ||
専門教科 部活動 |
国語 華道部 |
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在職期間 | 昭和42年4月~平成26年 現在 |
昭和42年立正大学国文学科を卒業して、4月旭川実業高等学校に赴任しました。当時は車も少なく、国道40号線は真っ直ぐに続き、本当に広い道路、山の端に沈みゆく夕日のなかにくっきりとうかぶ旭橋のシルエットが印象的でした。
平成16年3月に定年退職をするまでの37年間、実業高校一筋でした。 初代校長から二代、三代、四代、五代の歴史の中で、本当に多くのことを教えて頂きました。生徒からも学びました。喜びも悲しみも実業高校と共にありました。
1987年(昭和62)考えるところあり洗礼を受けました。 定年退職後、4年間時間講師と華道部の指導で勤務。その後、嘱託で部活(華道部)を受け持って現在に至っております。 自宅では表千家茶道教室を開いています。毎週水曜日、土曜日は稽古日です。「お茶、お菓子は美味しく、稽古は厳しく」をモットーに、皆熱心です。 茶道の良いところは、若いときも、年齢を重ねた今も、年代に応じて長く楽しむことができるということです。一人で稽古するのではなく、友人や広い年代の方と交流できることも重要です。
どんなに稽古を積んでも、まだまだ限りなく深く遠い。日本の伝統文化の奥深さを改めて感じている今日この頃です。
今年は「おもてなし」ということばが流行っていますが、茶道は相手のことを第一に考えて、人(客人)をもてなすことです。いつも「一期一会」なのです。この茶道の精神をささやかな日常生活の中に生かして行きたいと考えています。
前田 征子 先生
・昭和42年4月1日~ 常勤講師
・昭和43年4月1日~ 教諭
・平成15年4月1日~ 教頭
・平成16年4月1日~ 時間講師
・平成20年4月1日~ 嘱託(華道部)
※ 平成25年11月12日(火)
寄稿文をお預かりしましたので、掲載させていただきました。
情報委員会