旭川実業高等学校 同窓会

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恩師紹介 坂本 晃悦 先生

坂 本 晃 悦(kouetsu sakamoto) 坂本 晃悦
専門教科
保健体育
在職期間 昭和40年4月1日に教諭として採用。

平成15年に教頭職に就かれ、定年退職後、時間講師としてご勤務されました。

 坂本 晃悦 先生は、常呂郡端野村(現:北見市端野町、生まれは室蘭市)ご出身で、北見柏陽高校、国士舘大学体育学部を卒業されました。昭和40年に大学の紹介で実業高校の採用募集を知り、創立者 堀水 孝教先生の採用試験を経て、実業高校に勤務をされました。

  赴任された当初、開校間もない草創期で、ちょうど生徒が急増期にあったことから、赴任1年目から担任を受け持たれました。当時の商業科はA組からF組までの計6クラスもあったそうです。また先生は、学校の伝統を作り、盛り上げたいというお考えがあったことから、同僚の先生からのヒントを得て、体育祭と応援合戦を発案されました。残念ながら、今日の時代背景で平成14年に応援合戦はなくなってしまいましたが、当時の生徒は目の色を変え、率先して準備から当日の実施に至るまで、先生と協働をして、応援合戦を作りあげました。また、応援合戦目的で実業高校に入学を希望する女子生徒が多く、参加する生徒の中には、高校生活を応援合戦に懸けていた子もいたそうです。

平成7年には、野球部が夏の甲子園大会に出場し、選手団の団長として引率をされました。選手達の力で甲子園の舞台でミラクル旭実旋風を巻き起こしたこと、また、女子バレー部が春高バレーで全国優勝をした時のことが強く印象に残っています、とおっしゃってくださいました。

 先生は現在も旭川市内にお住まいで、パークゴルフや庭の手入れなどをされながら、健康維持に努めていらっしゃいます。約5年前からパークゴルフを始められたそうですが、「やるからには自分の納得できるプレーができるようになりたい。」とのお気持ちから、毎日のように先生のお仲間と切磋琢磨しながら練習に打ち込まれていらっしゃるそうです。ほぼ素人の状態から始められたパークゴルフですが、練習の成果もあり先日行われました、男女約270名が集まる大きな大会でなんと2位に入賞されるなどの実績を残されています。先生は、「パークゴルフは私の生きがいです。」「普段の生活でも同様ですが、日々の努力の積み重ね、苦しいことを乗り越え、人は成長することができるはずです。」とおっしゃいました。また、「実業高校の草創期から携わされていただいたことに心から感謝しております。」「卒業生も実業高校のことを忘れずに頑張って欲しいです。」とメッセージをいただきました。

平成26年9月10日(水)取材
情報委員会

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