恩師紹介 千葉 志郎 先生
千 葉 志 郎(Shirou Chiba) | ||
専門教科 担当部活動 |
理科 旭実太鼓部 |
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在職期間 | 昭和36年11月16日~平成25年3月31日 |
千葉 志郎 先生は旭川市ご出身で、旭川工業高校、日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)を卒業後(獣医師資格有)、東京の民間企業(食品畜産関係)に就職されました。昭和36年に実業高校の理事をされておりました千葉先生の叔父様から「ぜひ旭川に戻って、旭川実業高校に就職せよ」とのお話があり、本校への勤務を決意されました。以後のご縁は半世紀以上の長きにわたります。平成10年に定年を迎えましたが、更にその後15年間、平成25年3月まで進路指導主事として、本校のためにご尽力いただきました。
赴任当時は数学教員不足のため、数学の授業を受け持っておられていましたが、その後、当時の学校長から「生物を教えよ」とのことから理科を担当、学校内においても、総務・生活指導部等様々な指導をされてきました。特に進路指導部での指導が一番長く、生徒を就職させることに必死で取り組み、苦しんだことも多くあったそうで、日本経済の景気の良い時代から悪い時代まで全てを経験され、その中で就職内定10年連続100%を達成される等の多くの功績を残されました。先生は今でも、「卒業生が自分の指導により就職した先で、努力しながら仕事に励んでいるのか、苦しんでいないのか、気にかけています。」とおっしゃっていました。
そして、和太鼓を通して就職をする生徒の元気や働く意欲等に身をつけさせたいということから、旭川太鼓連盟の方や機械科卒業の五十嵐さんの手を借りながら、先生方の協力を得て、本格的な和太鼓部を立ち上げました。その中で生徒と一緒になって、地域での演奏や奉仕活動に積極的に参加されるなど、力を尽くされました。また野球に関しては、本校の試合が行われる度に、スタルヒン球場に足を運ばれるなど、本校の野球部を熱心に応援されています。和太鼓と野球をこよなく愛しする先生は、現在も旭川市内にお住まいで、奥様とご一緒に趣味の旅行等をされながら、充実した生活を送っていらっしゃるそうです。
平成25年11月6日(水)取材
情報委員会